ななと旅とエトセトラ

【ライブレポート】NANA MIZUKI LIVE GRACE 2019 -OPUS Ⅲ- 1日目セトリ・感想まとめ

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本日2019年1月19日、水樹奈々さん6年ぶりとなるフルオーケストラライブNANA MIZUKI LIVE GRACE 2019 -OPUS Ⅲ-』1日目が行われました!!

2019年1発目のライブ、そして待ちに待ったオーケストラライブということで、本当にこの日を楽しみに日々の仕事を頑張ってきました。

ちなみに自分自身、これまでの2回のLIVE GRACEは訳有って参加できておらず、今回が初の参戦。BDで映像は観ておりましたが生で聴くのは初めてということで一体どんなライブになるんだろうとワクワクしていましたが、最早いつものことですが(笑)、期待を超える素晴らしく濃密な時間を過ごすことが出来ました!!

そんなLIVE GRACE 2019 -OPUS Ⅲ-1日目のライブレポートを早速まとめます。

 

 

以下、ネタバレ注意!!

 

 

LIVE GRACE 2019 -OPUS Ⅲ- 1日目 セットリスト

 

No. 曲名 備考
1. Glorious Break  
2. VIRGIN CODE  
  MC  
3. Love Trippin'  
4. Nocturne 正確にはrevisionかも
5. アンティークナハトムジー  
  MC  
6. DRAGONIA  
7. 嘆きの華  
  ムービー  
8. Never Let Go  
  MC  
9. STAND チェリボコーナー
10. TWIST&TIGER チェリボコーナー
  MC  
11. ラストシーン チェリボコーナー
12. Dancing in the velvet moon  
  間奏  
13. WHAT YOU WANT  
  MC  
14. アパッショナート  
15. GET BACK  
16. UNLIMITED BEAT  
  MC  
17. 愛の星  
En.1 NEVER SURRENDER  
  MC  
En.2 STORIES  
  MC  
DEn.1 粋恋  

 

チェリーボーイズ参戦メンバー】

 ケニー、しゅーちゃん、ゆたぽん、オバッチ、りゅーたん、トムくん、カドD、ムッシュコンサートマスター

 

ライブレポート

会場

今回のLIVE GRACE-OPUS Ⅲ-も、OPUS Ⅱに引き続きさいたまスーパーアリーナ

奈々さん関連のイベントでは、2017年のファンクラブイベント以来です。

 

物販~開場まで

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今回も例の如く、始発で物販参加。

とはいえ、自宅の立地上普通の手段ではどう頑張っても現地着が6時くらいといことで、到着したころには既に600~700人ほどが並ばれていました。

 

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東の空もうっすら明るくなってきていました。

とはいえ、冬の寒さに耐え、物販開始予定の10時をひたすら待ちます。

 

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結局、開始時間が前倒しになり、9時半前には物販開始。

私も10時半過ぎにはお目当てのものを買い終え物販から離脱しました。

 

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物販会場前の特設スタンド。

 

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ファンクラブカウンターには、今回もななちょも達が綺麗にセットされていました。

 

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そして、今回のNANACAは8種類。(交換に応じていただいた方々、ありがとうございましたm(__)m)

 

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ある程度やることも済ませ、あとは17時の開場、18時の開演を待ちます。

 

ライブレポート

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今回はオケライブのLIVE GRACEということで、開演時間も少し過ぎ会場が暗転すると、演奏を担当される東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、コンサートマスターのチェリボメンバー『ムッシュ』こと室屋光一郎さん、そして指揮者の藤野浩一さんが入場。

と、ここで入場の際に藤野さんがこけるというアクシデント!

あまりに綺麗な転び方だったので狙って転ばれたのかと思いきや、その後のMCでガチ転倒だったことが判明、大したことなくてよかった(>_<)

 

そんなアクシデントも有りつつ、今回のOP曲はクラシックバレエの代表作、チャイコフスキーの『白鳥の湖』の演奏。

ムービーでは、白鳥を彷彿とさせる白いチュチュを着た奈々さんが、お城での戴冠式で王冠を授けられ、女王奈々様が誕生するシーンから始まります。

 

ムービーが終わり流れるオーケストラの演奏によるイントロ。もう何度聴いたかわからない、絶対今回のGRACEのセトリのどこかには入ってくるだろうとは思っていたけど、まさか待ちに待ったGRACEの、もう1曲目からこれが来るのかと戸惑と歓喜に酔いしれながらも、そんな気持ちはお構いなしに徐々に盛り上がってゆくストリングスの旋律。

そして会場に響き鳴り渡る奈々さんの歌声。

GRACE -OPUS Ⅲ-の開幕に選ばれたその曲は『Glorious Break』

宙から現れドレスを纏った女王奈々様は、オーケストラの迫力に負けない歌声でGlorious Breakを熱唱。1曲目とは思えないアツさで『これが水樹奈々のオーケストラライブなんだ!!』と宣戦布告するがごとく、藤野さん率いるオケ隊と共に会場を熱気の渦に巻き込んでいきます。

また、オケだけではなくコーラス隊も曲に彩りと厚みを加え、今まで聴いたことがない重厚感のGlorious Breakに『もう今日は素晴らしい最高のライブになる』という確信を胸に抱き、自然と笑顔がこぼれている自分がいました。

 

続く2曲目は『VIRGIN CODE』。LIVE GALAXY 2016 -FRONTIER-でも使用されたGlorious Break⇒VIRGIN CODEという激アツパターンをこのGRACEでも採用。冒頭2曲で一気にカロリーを消費させに来ます。

 

MCでは、『あけましておめでとうございます』の挨拶から、かつて2011年に行われた初回のGRACEでは『何を着て行けばいいのか?』といった問い合わせが入ったことなども紹介しつつ、冒頭2曲を聴いて分かるようにいつも通りのアツい奈々さんのライブになることを宣言。

コンマスの室屋さんや指揮者の藤野さんにもお話を伺い、藤野さんは『この会場の熱気、一体感を感じるためにこのキツイ仕事を受けた(笑)』と、普段の演奏ではほとんどないであろうBPM200オーバーの楽曲もある事もネタにして意気込みを語ります。

また、ここでは先日奈々さん界隈のtwitterで話題になった、今回東京フィルの一員として演奏に参加されているS.C. NANA NET会員の方もご紹介されていました。

 

ちなみに、この時点でコーラス隊も含めた編成人数は142名!!

 

MC明け3,4曲目は少しだけお色直し。王冠を外し『女王』から『少女』のイメージに変わり歌うのは『Love Trippin'』Nocturne。1,2曲目から一転、曲調に合った可愛らしい奈々さんもまた良い!

5曲目は『アンティークナハトムジーク』。ミステリアスな曲調がオケの生演奏で表現され、溜めなど普段聞くアンティークナハトムジークとはまた少し違った印象を受けました。

 

MCでは、ふわっとしたピンクのプリンセスドレスで『回って』を実施。今回はまだチェリボがいないということで、2回目は藤野さんと共に回ります。

そして、直前に歌ったNocturneが16年前の曲であることから年齢の話になり、明後日に迫った誕生日の話をしていると…ハッピーバースデーのメロディーが流れ運ばれてくる誕生日ケーキ!そう、サプライズでの奈々さんのお誕生祝いです。

スタッフが気を使ったのか(笑)7本立てられたロウソクの火を吹き消し、これからは美魔女を目指すことを宣言する奈々さんでした(^_^)

 

続く6曲目、奈々さん自身が『久しぶりに歌う曲』と宣言した曲は『DRAGONIA』。原曲は二胡の民族調な音色が印象的ですが、オーケストラの弦楽器で奏でるメロディーもとても素敵で、原曲とはまた違った良さがありました。

7曲目はライブで初歌唱の『嘆きの華』を披露してムービーへ。

 

冒頭のムービーで戴冠式を終え舞踏会が開かれているところを、黒鳥をイメージした黒奈々さんが襲撃。エタブレのオケアレンジのBGMと共に白奈々VS黒奈々によるFFのような戦闘が繰り広げられますが、見事白奈々が勝利し城に平和が戻ります。

ちなみに、この時のエタブレのオケアレンジがとてもFFっぽくて、ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアスの音楽も担当している上松範康さんが直接アレンジしたのかなぁと思ったり。

 

ムービー明けの8曲目はNever Let Goプロジェクションマッピングを利用した新しい演出は、オケアレンジされた歌だけでなく視覚的にもとても新鮮でした。

衣装も可愛らしいプリンセスドレスから、黒青で透け感のあるカッコセクシー系な衣装にチェンジ。ちなみに、今回の衣装の中では個人的にこれが一番好きです!

 

MCでは、ムービーで着ていたバレエの衣装に触れ、『いつか実際に白鳥の湖をこの舞台で!OPUS Ⅳで!』と宣言。次いつか開催されるGRACE -OPUS Ⅳ-では、奈々さんの生バレリーナ姿が見られるのかもしれません( ̄▽ ̄)

 

そしてここで、チェリボ参戦!

皆さんに年末年始の過ごし方や今回のライブにかける意気込みを伺い次のコーナーの紹介へ。

ここでは、カドD率いるストリングス隊『門脇カルテット』のメンバーも加え、チェリボと奈々さんとでのアコースティックコーナー。年末年始をこのコーナーで演奏する曲のアレンジと譜面起こしに費やしたというカドD。

『冬っぽい』『沁みる曲』という選曲テーマによってまず選ばれた曲は『STAND』『TWIST&TIGER。STANDでは、原曲になかった生のストリングスが印象的で、ピッチカートも交えたアレンジは是非もう一回聴いてみたくなりました。

 

その後のMCでは皆さんに2019年の目標などを聞き、

・カドD⇒体を鍛える

・よっしー(門脇カルテット)⇒腹筋を2つに割る(笑)

・ケニー⇒エベレストの7合目登頂

・しゅーちゃん⇒この日が下の息子さんのセンター試験。前回のGRACEで上の子がセンター試験の日と被って上手くいったから、今回もきっと大丈夫!

 

そして最後は奈々さんが今年の目標を発表。『今年は、まだやったことがないことにチャレンジする!』ということで、早速翌日にプリキュア15周年ライブからGRACE2日目をダブルヘッダーでこなすという離れ業を皮切りに、マシュー・モリソンさんのコンサートへのゲスト参加、そして今度放送されるプロ野球好珍プレーのナレーションを務めることを発表。野球(というか阪神)を愛する奈々さん、どんなナレーションを聞けるのか、今から楽しみです。

 

MC後、チェリボコーナー最後の曲は『ラストシーン』。まさに『沁みる』曲に雪のプロジェクションマッピングの演出も相まって、歌い終わった後はしんみりと一息おいて会場からは拍手がわき起こりました。

 

ここからは、再びオケメンバーが合流。

12曲目は『Dancing in the velvet moon』。11年前、同じくこのさいたまスーパーアリーナでのLIVE FORMULA 2007-2008でも歌ったこの曲。今回はGRACEということで、重厚なコーラスと共に、場内を乗り物で一周しながら歌い、一旦奈々さんは退場。

オーケストラ隊によるエルガー作曲『威風堂々』の演奏で、各楽器の紹介を行っていきます。

 

そして、威風堂々の演奏が終わり、奈々さんも衣装チェンジして再登場、ここからは再び激アツ曲コーナーに突入!!

13曲目は、正直想像していなかった選曲『WHAT YOU WANT』。原曲がバリバリエレキギターのロック調の曲、しかし意外や意外、これがオーケストラの演奏とすごく合う!分厚いオケの演奏にエレキギター、ドラムの音が乗っかって圧倒的な音圧が観客を襲います。しかし、私達観客もそれに負けじと『Hey!!Hey!!』『WHAT YOU WANT!!』とコール&レスポンスで応え、会場が一体となり盛り上げていきます!この時、拳を突き上げていたのはペンライトを持ったファンだけでなく、ステージ上のコーラス隊の皆さんも拳を突き上げていました。これもまた、会場の一体感を感じる一幕でした。

 

そして、その後もMCを挟み、奈々さんの『エネルギー全部出しつくしていくぞ!!』という言葉の通り、アパッショナート』『GET BACK』『UNLIMITED BEATと、オケでやる曲とは思えない戦闘曲達の連続でも、会場は燃え尽きることなくむしろ燃え上がっていきます。

 

そんな激アツ曲コーナーが終わり、奈々さんから『次が最後の曲』という残念なお知らせが。

このLIVE GRACEという公演について、規模の大きなアリーナ会場で、しかも変態曲だらけの奈々さんの曲をやるということは、本当に簡単なことではないが、それを色んな方々のおかげで定期的に行えていることの幸せを感じているという奈々さん。

今回、この公演が決まった時に『ラストはこの曲で行こう』と1番に決めた曲、みんなへの愛を込めて歌う最後の曲は『愛の星』。星が輝く会場にしっとりと、しかし力強いみんなへの愛のメッセージがこもった歌声を届け、奈々さんは退場し一旦閉幕となります。

 

それから間もなく始まる『奈々』コール。数分のコールの後、白のライブTシャツに着替えて再び現れた奈々さんは、アンコール1曲目『NEVER SURRENDER』を歌いMCコーナーへ。

 

MCでは、恒例の『シャッス!』を行った後、奈々さんから嬉しいお知らせが2つ発表されました!

 

①2019年5月5日(日)『座長公演 “水樹奈々大いに唄う 伍”』の開催決定!!

②3月に行われるNANA MUSIC LABORATORY 2019 ~ナナラボ~』のライブビューイングが決定!!

 

共に詳細は奈々さんの公式ページから確認できますが、①は2016年1月の代々木第一体育館での座長公演から3年ぶりの座長公演、新メンバーにも声掛け中ということで、今からどんな公演になるか楽しみですね(*^_^*)

また、②もチケット争奪戦でゲット出来なかった方も大勢いらっしゃるでしょうし、朗報ですね。

 

そして、嬉しいお知らせも終わり、アンコール最後の曲。

最後の曲は『水樹奈々の物語はこれからも続く』という想いも込めて歌う『STORIES』。2019年の始まり、これからも新しいことにチャレンジし続ける奈々さんのメッセージを受け取り、再び幕が下ろされます。

 

しかし、即沸き起こる『もう一回』コール、それに応えて奈々さんも再登場します。

 ダブルアンコールがあった場合に何をやろうか考えていたという奈々さん。そこで、やはりGRACEといえばヴァイオリンということで、なんと最後の最後でムッシュこと室屋さんとタイマン勝負をすることに!

最初この話を貰った時は『何を言っているんだ…』と思ったという室屋さん。しかし、奈々さんから出来について聞かれると『バッチリ!』と自信満々な様子を見せます。

そんな奈々さん×室屋さんのタイマン勝負に選ばれた曲は『粋恋』。奈々さんの歌声とヴァイオリンの音色のみ、極限まで要素をそぎ落とした新しい粋恋は、しかし物足りなさは微塵も感じさせず、奈々さんと室屋さんという2人のプロフェッショナルだからこそ紡ぐことが出来る世界を見せてくださいました。

最後の最後でとても素敵なプレゼントを下さった奈々さんと室屋さんに感謝!

 

そして、今度こそ本当に本当の最後で、LIVE GRACE-OPUS Ⅲ-1日目の幕が下りるのでした。

 

さいごに

待ちに待ったLIVE GRACE。1日目の公演が終わった直後から、あまりに楽しすぎて約18時間後の2日目が『早く来ないかな~~、早く来ないかな~~』と待ちきれなくなってしまいました。(2日目終わった後の反動がすごそう(^_^;))

きっと少なからずセトリの変更など、新しい要素も入ってくるでしょう。そんなところも楽しみにしながら、ひとまず眠りについて、体力回復して、最高のコンディションで2日目も楽しんできたいと思います。

ではまた2日目でお会いしましょう!!