【ライブレポート】NANA MIZUKI LIVE ISLAND 2018 WAVE01 宮城公演 セトリ・感想まとめ
本日2018年6月23日、水樹奈々さん3年ぶりとなる夏の全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE ISLAND 2018』が開幕しました!!
1月に行われたLIVE GATEで発表されてから早5ヶ月。夏の全国ツアー自体が久しぶりということもあり、場所が宮城ということで都心からなかなか距離はありましたが、行かないという選択肢などあるわけもなく待ちに待ったこの一日。
一体どんなセットリストが組まれるのだろう、どんな企画が練られているのだろうと心躍らせながら参戦したこの宮城公演。それはお世辞抜きに期待を大きく超える、ここ数年でも指折りの公演でした。
そんなLIVE ISLAND WAVE01 宮城公演のライブレポートを、この気持ちの高ぶりが続いているうちに、早速まとめたいと思います。
以下、ネタバレ注意!!
LIVE ISLAND 2018 WAVE01 宮城公演 セットリスト
No. | 曲名 | 備考 |
---|---|---|
1. | STARTING NOW! | |
2. | Angel Blossom | |
3. | アノネ ~まみむめ☆もがちょ~ | |
MC | ||
4. | Happy Dive | ダンス曲 |
5. | セツナキャパシティー | |
チェリボコーナー | 渚のトキメキ愛ランド | |
6. | 囚われのBabel | |
7. | BLUE ROSE | |
MC | ||
8. | 恋想花火 | 企画 |
9. | PHANTOM MINDS | |
10. | Invisible Heat | |
ヨーダコーナー | ||
11. | PARTY! PARTY! | ダンス曲 |
12. | Gimmick Game | ダンス曲 |
MC | ||
13. | エゴアイディール | |
14. | 夏恋模様 | |
ムービー | ||
15. | アオイイロ | |
16. | Happy☆Go-Round! | タオル曲 |
MC | ||
17. | ETERNAL BLAZE | |
18. | NEXT ARCADIA | |
19. | Exterminate | |
MC | ||
20. | FEARLESS HERO | |
アンコール | ||
En.1 | Synchrogazer | |
En.2 | 君よ叫べ | |
MC | ||
En.3 | Birth of Legend | 新曲 |
MC | ||
En.4 | POP MASTER |
【チェリーボーイズ参戦メンバー】
門D、イタルビッチ、トムくん、ファイヤー、ゆたぽん、まーちん、りゅーたん、しゅーちゃん
【TEAM YO-DA参戦メンバー】
ANNA、MAYU、YUMEKO、SHIZUKA、AZU、NAOMI、HARUNA、KAZUMIN
ライブレポート
会場
本日の宮城公演の会場はセキスイハイムスーパーアリーナ。宮城県総合運動公園内にあるアリーナ会場です。
最寄り駅のJR利府駅からバスで10分程の場所にあり、周りを住宅街と森に囲まれた落ち着いた立地にあります。(落ち着きすぎて、最寄りのコンビニまで徒歩10分程かかりますが…)
今回の会場セキスイハイムスーパーアリーナ
森に囲まれた広大な敷地。
隣接するひとめぼれスタジアム宮城は2002年の日韓W杯の会場としても使用された施設。
左がライブ会場のセキスイハイムスーパーアリーナ、右が物販会場のサブアリーナ。
物販~開場まで
今回私は新宿からの夜行バスで朝5時に仙台駅に到着。
最寄り駅である利府駅への始発電車、利府駅から会場までの始発バスを乗り継いで7時ころに現地入りしました。
その時点で既に待機列は700人ほど。広大な敷地には駐車場も完備されており、自家用車で参戦された方も多かったようです。
物販会場のサブアリーナ。
物販開始は10時予定でしたが、10分程前倒しでスタート。
結局私は7時に並び始めて12時前に物販購入完了。
今回のナナカは8種類。
16年ぶりの貴重な水着姿もカード化されています(・∀・)
恒例のパネルセット。
ビーチボールナネットさんもくつろいでいます(笑
出口付近に設置された公演ごとの奈々さん直筆メッセージ。
『ついにやってきた初日っっ!!3年ぶりの夏ツアー。おもいっきりハジケていきましょう。』
出口を出るとちょうどナネットさんがお出迎えしてくれました。
その他、会場付近にお昼を食べるところがないということで、出店も出て賑わっていました。
ライブレポート
今回の公演はアリーナ会場ということで、センターステージのあるレイアウト。
センターステージには、いかにも『奈々さんここから出てくるんだろうなぁ』という風に幕に覆われた状態で、開演を待ちます。
今回私はアリーナ後方のPA脇の席だったのですが、開演予定の16時近くになると観客にも会釈しながら三嶋Pが、続いて矢吹さんが会場入り。
『そろそろ始まるのかな』と思いながらワクワクしていると、ほぼオンタイムで暗転、そしてムービーが始まり会場は歓声に包まれます。
OPムービーでは、今回のテーマ『ISLAND』の通り、南国の楽園といった感じの青い空、広大に広がる海の映像が流れます。
そして颯爽とジェットバイク(水上バイク)を駆る奈々さんが登場!!
LIVE GATEではナナダビットソンを駆り登場した奈々さん、もしや今回は…と思いOPムービーが明けると、センターステージにはジェットバイクにまたがった奈々さんが!!
赤い衣装で颯爽登場した奈々さんは1曲目『STARTING NOW!』を冒頭から全力全開で熱唱。観客の皆さんも『Hey!!』『1,2,3,GO!!』とこちらも全力の掛け声で応えて、1曲目からボルテージはMAX。
私自身も溜め込んだ5ヶ月分の想いを思いっきり開放、最高のステージの幕が上がりました。(マリアさんではないですが笑)
続く2曲目、奈々さんの『踊る準備は出来てるのかっ!!』の掛け声で始まった曲は『Angel Blossom』。
1曲目のコール&レスポンスに続き、今度は踊りで奈々さんと会場の観客が一体になっていきます。
3曲目は『アノネ ~まみむめ☆もがちょ~』。Angel Blossomは振りのあるダンスですが、もがちょはモンキーダンスということで、振りを知らなくても腕と体を振れば一緒になれる曲。
今回初参戦の方は、最初は圧倒されたかもしれないけど、一緒に楽しめたかな?
ここまでの3曲で、1月に行われたLIVE GATEのシリアスな感じとはまた違った、『楽園』といった感じのポップでキュートな構成が感じ取れました。
そして、最初のMCコーナー。
今回は3年ぶりの夏ツアーでしたが、奈々さんとしては毎年のようにやっているつもりだったということですが、実際には3年ぶりということでその久しぶりさを実感した様子。
そしてお待ちかね、乗り物紹介のコーナー。
今回奈々さんが乗って登場した青のジェットバイク。本体に【nm7】のロゴも印字された特別仕様のこの機体は、競技用にも使えるという本格的なもの。
GATEの時に本物のハーレーで現れたのに続き今回はジェットバイクでの登場ということで水陸両用になった奈々さん(笑)
最後のその機体を『ミズキジェット』と名付け、惜しまれながら冒頭1曲のみの登場でミズキジェットは撤収。
MC明け4曲目は、この曲は来るだろうと思っていた1曲『Happy Dive』。個人的にはライブでは初めてとなるこの曲。
まさに夏の海を感じさせる1曲をダンスとともに爽やかに歌います。
続く5曲目は『セツナキャパシティー』。4年前の夏ツアーLIVE FLIGHTでのイメージが強いこの曲をキュートに歌い上げ、ここで奈々さんは一旦退場。
そしてここからは毎度恒例のチェリボコーナー。
今回の曲はISLANDにちなみ『渚のトキメキ愛ランド』。
りゅーたんとちょーさんの掛け合いにまーちんは浮き輪をしていたりと、いつも通りのチェリボの皆さん。
メンバー紹介では相変わらずちょーさんがスルーされそうになったと思ったらいきなり福〇雅治さんのモノマネを始めたり(笑)、りゅーたんがハンドスプリングを決めたりと、会場はライブコーナーとはまた一味違った笑いと歓声に包まれます。
そして衣装替えを終わった奈々さんが再登場。
今度の衣装は白を基調とし、スカートは水色がかった色味。
髪型は少し編み込みが入っている感じのサイドテールで、青い海と白い砂浜をイメージしたような衣装。
その見た目はISLANDをテーマにした作品のヒロインといった感じで、今回のライブでの私の一押し衣装です!!(笑)
登場した奈々さんは6曲目『囚われのBabel』、7曲目は先日配信でリリースされた新曲『BLUE ROSE』を歌い再びMCコーナーへ。
MCコーナーでは、私と同じく爽やかで可愛い衣装を身にまとった奈々さんに胸を撃ち抜かれた観客から『回って~』のコールが。
嬉しそうに1人で奈々さんが回った後は、今回はwithゆたぽんで回って。
そんなゆたぽん、実は前日四国でアッコさんのライブをこなした後ほぼ寝てない状態でチーム水樹に合流したとのこと。
それでもいつも通りの力強く正確なドラムプレイは流石ゆたぽん。
もはや恒例となったライブに合わせたドラムヘッドデザインも紹介され(6月15日の奈々さんのブログやゆたぽんのtwitterで紹介されています)、今回のライブツアーのお楽しみ企画へ。
LIVE GATEでは共奏者とのコラボレーション、その前のLIVE ZIPANGUではチェリボとのタイマン勝負が行われましたが、今回のテーマは『夏歌アコースティックコーナー』。
毎公演違った夏に縁がある曲を奈々さんが直感で編成とそのチームのキャプテンを指名しセッションするというこのコーナー。
もちろんアレンジも今回用に新しく行うなどこのコーナーのリハだけで1週間を要したというチャレンジ企画。
今回の編成はキーボードにトム君、ギターに今回のキャプテンに指名されたイタルビッチ、そしてパーカッションにまーちんという構成。
そして歌われた第1弾の曲は…『恋想花火』。
直球の夏歌である恋想花火。もともとアコースティック感の強い曲ですが、少人数編成での演奏は、そのシンプルさ故かよりストレートに胸に響きました。
楽器が、音が減ったからと言って何か物足りなくなることなどなく、むしろより演奏者や奈々さんの伝えたいものが表現されていた気がします。
その歌を聴いたとき、気づいたときには恥ずかしながら頬には涙が伝わり…最近仕事やプライベートで少し大変なことがあり乱れていた自分の心が、この1曲で救われたような気がしました。
それほどに、素晴らしい1曲でした。
きっと次回公演以降もこんな素敵な曲が聞けるのかと思うと、また全通したくなるくらいです。是非、今回も映像化の際はこのコーナー全公演分の収録を、三嶋さん、お願いします!!
そして演奏後のMCコーナーでは、前日が還暦の誕生日だったというまーちんに特製のアロハちゃんちゃんこをプレゼント。
奈々さんの目標とする77歳ライブの際はまーちんが99歳ということで、その時まで元気で奈々さんを支えてくださることを願い、再びライブコーナーへ。
続いては、10月に劇場公開が予定されているなのは曲から9曲目『PHANTOM MINDS』、10曲目に『Invisible Heat』を歌い、再び奈々さんは退場。
続くヨーダコーナーでは、だいぶ久しぶり(2007年横アリのLIVE MUSEUM以来?)にDJサカリュウが登場。
今回はMCまーちんとともに、ヨーダの皆さんを紹介します。
実はチェリボ紹介のコーナーでまーちんがラップをやらなかったので、『まさか今回はラップなしなのかっ!?』と思ったら、しっかりがっつりこのコーナーでラップを披露してくれました(笑)
そして、ヨーダコーナーが終わった後は、DJサカリュウのお便り紹介コーナーから奈々さん再登場での11曲目『PARTY! PARTY!』をダンスと共に。
(この曲導入での出来事は言葉では説明が難しいので、ぜひその目で確かめてくださいw。ちなみに、MUSEUMの時の『その意味が分かるか?』⇒『意味』⇒『imi』⇒『imitation』⇒『stil in the groove』と同じような感じです(笑))
続く12曲目もダンス曲で『Gimmick Game』を歌い、MCコーナーへ。
今回のヨーダコーナー、DJサカリュウ、PARTY! PARTY!のクラブ風のイメージは、ISLAND=踊りたくなる、という理由から構成されているとのこと。
(ポプテピピックで奈々さんがポプ子を演じた際にクラブ風アレンジのエイサイハラマスコイ踊りを披露したのは…関係ないかw)
また、ここでは16年ぶりとなる水着姿の写真についてのトークも展開。
今回のハワイでの写真撮影に際してかなり自分を追い込んで身体を仕上げてきたにも関わらず、撮影後に写真データが消えており再度の撮影になってしまったというアクシデントエピソードも語られましたが、次の16年後(5〇歳)での水着写真への再チャレンジへ思いをはせ、ライブコーナーへ。
13曲目は奈々さんが作詞作曲をした『エゴアイディール』、14曲目はまさに夏の代表曲『夏恋模様』と続き、ムービーコーナー。
ムービーは、奈々さんが夢の中でとあるアイランドを訪れ『青い光』を探しに行くという設定なのですが、GATEの時とは打って変わって、バラエティー要素満載、ちょっとおふざけも入ったここ最近では珍しい内容。
実はこのムービー、毎回内容が変わるということで、こちらも毎回の新たなお楽しみ要素となりそうな予感です(笑)。
とはいえ、ムービー最後はしっかりと?(笑)感動的な内容で、奈々さんが次なるアイランドへ空を飛んで海を渡っていくということでハングライダーが登場しムービーが終了。
同時に、ステージ後方からハングライダーに乗った奈々さんが登場し、15曲目『アオイイロ』を空を飛びながら熱唱。
LIVE FLIGHTの時に続き空を飛びながらのアオイイロです。
そして地上に降り立ち16曲目はタオル曲『Happy☆Go-Round!』。
観客の皆さんと目いっぱいタオルを振って、回して、拳を突き上げて、MCコーナーへ。
MCコーナーでは先ほどのムービー撮影時のエピソードが披露され、バラエティーコーナーについての今後に期待を持たせます。
そして、ここまでは割とポップ、キュートなISLANDが表現される構成でしたが、ここからは『夏といえば、熱い曲!!』ということで、いつも通りの激アツ曲コーナーへ突入!
17曲目『ETERNAL BLAZE』、18曲目『NEXT ARCADIA』、19曲目『Exterminate』と3連続上松曲で、会場のボルテージは終盤にして更に上昇に次ぐ上昇。
アツい夏を体現する3曲を会場全体で盛り上げ、惜しまれつつも次がアンコール前最後の1曲。
最後の曲は、この2018年夏の始まり、LIVE ISLANDという冒険への旅立ちにぴったりの1曲『FEARLESS HERO』。ここから始まる全国ツアーの大成功を予感させるこの曲で会場の心は1つとなり、ひとまず幕が下りるのでした。
そして奈々さん達が退場した直後から湧き上がる『奈々』コール。自分も必死でコールしていたので、いったいどれくらい『奈々』を連呼していたのか定かではありませんが(笑)、少しの間をおいてステージ上にセットするチェリボメンバー。
もはや恒例となったちょーさんのロングペンライトによるコールのタイミングの統制で会場が今一度1つにまとまったところで、お待ちかね奈々さんの再登場!!
アンコールの1曲目は『Synchrogazer』。虹色に輝くヨットに乗って現れた奈々さんは、観客の熱狂渦巻く海を歌いながら半周。なかなか近くで見ることが出来なかったファン1人1人としっかりコンタクトを取り、再びステージに上陸。
続くアンコール2曲目は『君よ叫べ』。昨年4月の出雲大社奉納公演でも歌われたこの曲。個人的な話にはなりますが、私はこの曲が本当に本当に大好きで、出雲公演に行けなかったことをずーーっと悔やんでいたのですが、まさか今回生で聴くことが出来るとは思っておらず、最初のイントロが聴こえてきた段階からテンションMAX(笑)。出雲公演の時には無かった間奏の門Dのヴァイオリンソロも最高にカッコよくて、是非出雲を観に行った方も観に行けなかった方も、生で聴いてほしい!!
MCコーナーでは、恒例のシャッス!!スマギャンの中のW杯優勝国予想ではスペインを推しているという奈々さん。6月24日現在スペインはグループB首位に立っていますが、果たして…
そして、アンコール3曲目はなんと新曲『Birth of Legend』。2018年に配信を予定しているスマホアプリ『交響性ミリオンアーサー』の主題歌となっているこの曲は、アプリの公式サイトのムービーでサビの一部を聴くことは出来たのですが、フルコーラスはこの時が全世界・宇宙初解禁!!全体を通して変拍子が印象的なメロディ。関連作品『乖離性ミリオンアーサー』の主題歌『Million Ways=One Destination』とはまた違った爽やかなこの曲、変拍子に惑いペンライトを合わせるのが難しかったのですが(^_^;)、そこは奈々クラ、きっとオーラスのメットライフドームでの公演ではピッタリになる!!はず!!(笑)
しかし、この特徴的なメロディー、作曲者が気になります。変拍子と言えば、Million Ways=One Destinationと同じくヒャダインこと前山田健一さん?続報を待ちましょう。
そして、MCでは次が本当に最後の1曲という残念なお知らせが…
しかし、ISLANDの旅の始まりとなったこの日の最後の1曲、奈々さんが『全てのパワーを注ぎ込んで』『みんなのパワーで』とメッセージを送ったその曲は、『POWER GATE』…ではなく(MCの途中でちらほらUOの光が見え始めてた(^_^;))、『POP MASTER』!!最高の1日をしめる最高の1曲で会場が1つとなり、WAVE01 宮城公演は幕を閉じるのでした。
おまけ(公演後)
公演後は会場から宿を取った仙台にシャトルバスで移動。
やはり仙台と言ったら牛タンでしょう!!ということで、相方と共に向かったのは全国的にも有名な『利久』さんの本町店。
牛タン丼と
牛タン炭焼きのセットをビールと共に頂く。最高のライブを美味しいごはんでしめられる幸せを、お肉と一緒に噛みしめ、最高の1日もまた幕が下りるのでした。
さいごに
待ちに待ったLIVE ISLAND宮城公演。
冒頭にも語ったように、個人的にはここ数年でも指折りの名公演だったと思っています。
しかしそこは奈々さんとチーム水樹の皆さん、次回以降の公演でもまた違った最高のステージを披露してくださるのだと信じています。
次の参戦は7月7日のWAVE02 大阪公演。7の日にちなんだスペシャルな演出はある?企画コーナーの夏歌アコースティックコーナーでは何が歌われる?など、期待しかできない2週間、本当に本当に待遠しい(>_<)
それでは、また大阪でお会いしましょう(^_^)/~