ななと旅とエトセトラ

【レビュー】『戦姫絶唱シンフォギアAXZ 3』期間限定版購入

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先日(といってももう2週間前ですが)、シンフォギアライブ2018の会場となる『武蔵野の森総合スポーツプラザ』のオープニングイベントに行ってきてフォニックゲインを高めてきましたわけですが、そんな中着々とシンフォギアAXZのBDがリリースされています。

ということで、今回は11月29日に発売された『Blu-ray&DVD 戦姫絶唱シンフォギアAXZ  3』のレビューをしていきます。

実は2巻のレビューを飛ばしてしまっていますが、とりあえず熱のあるうちに先に3巻から終わらせてしまします(^_^;)

 

戦姫絶唱シンフォギアAXZ 3』Blu-ray 期間限定版 収録内容

今回購入したBlu-ray 期間限定版の収録内容は以下の通りとなります。

本編収録話 ・EPISODE 05『虚構戦域に命を賭して』
・EPISODE 06『決死圏からの浮上』
封入特典 ・特製ブックレット
映像特典 ・オリジナルショートエピソード“戦姫絶唱しないシンフォギア
・次回予告 6,7話
期間限定封入特典 ・BONUS CD 戦姫絶唱シンフォギアAXZ オリジナルサウンドトラック
期間限定特典 藤本さとる氏描き下ろしスペシャルBOX
初回プレス特典 ・『戦姫絶唱シンフォギアXD』先行ミッション封入

 

それでは、外身から順番に収録内容を確認していきましょう!

 

藤本さとる氏描き下ろしスペシャルBOX

期間限定版は、本作品のキャラクターデザイン・総作画監督をなどを務める藤本さとる氏による描き下ろしスペシャルBOX仕様となっています。

 

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1巻が響、2巻が翼さんと続いて、3巻はクリスの番です。

 

特製ブックレット

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1巻の特製ブックレットの構成は以下のようになっています。

・EPISODE5,6あらすじ

・キャラクター紹介 雪音クリス・風鳴弦十郎・緒川慎次・藤尭朔也・友里あおい

・キーワード解説

戦姫絶唱シンフォギアAXZ オリジナルサウンドトラック クレジット

・スタッフクレジット

キーワード解説は、公式ホームページのキーワードページに掲載されている中から、EPISODE5,6に関連するものが抜粋されています。

オリジナルサウンドトラックのクレジットには、切歌の絶唱『切なる想いを覚悟と背負う(絶唱)』とパヴァリア3人組による『Ewigkeit(死灯 -エイヴィヒカイト-)』の歌詞も含まれます。

 

本編

今回収録されているのは、第5話虚構戦域に命を賭してと第6話決死圏からの浮上』。

特に第6話はアニメ放映当時からお気に入りのエピソードの一つで、戦闘もカッコいいし、なによりシンフォギアGで生まれた名言『何故そこで愛ッ!?』の答えが明かされる大事なお話です。

このエピソードは制作側も思い入れが強いお話しのようで、エレガの藤間さんも以下のようにつぶやいています↓

 

 

オリジナルショートエピソード“戦姫絶唱しないシンフォギア

今回もシンフォギアGシンフォギアGXに引き続き 『戦姫絶唱しないシンフォギア』が収録されています。戦姫絶唱しないので、いつも通りゆる~いお話が繰り広げられます。

YouTubeでも数話サンプルで公開されていますが、せっかくなので全話見てもらいたいですね!

最後の『あっ・・・』がツボです(笑)

 

BONUS CD 戦姫絶唱シンフォギアAXZ オリジナルサウンドトラック

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3巻のBONUS CDは奏者の歌はいったんお休みで、アニメで使われた劇伴を収録したオリジナルサウンドトラックになります。

アニメの中ではシンフォギアGXでも使われていた曲もありましたが、今回のオリジナルサウンドトラックに収録されているのはシンフォギアAXZで新規に書き下ろされた曲のみになります。

 

収録曲一覧↓

No. 曲名 作曲
01. パヴァリア光明結社 藤田淳平
02. Ewigkeit(死灯 -エイヴィヒカイト-) 上松範康
03. 第七光達人 藤間仁
04. あの日、バルベルデにて 藤田淳平
05. アン・ティキ・ティラ 藤田淳平
06. 浪漫繃子師と堕落先導者 藤田淳平
07. DIE 4 an IDEAL 藤間仁
08. 破壊神の鼓動 藤間仁
09. アダム・ヴァイスハウプト 藤間仁
10. 切なる想いを覚悟と背負う(絶唱) 上松範康
11. 至らぬからこそ、手を伸ばす 藤田淳平
12. A song doesn't die. 藤間仁
13. 星の支配者アヌンナキ 藤田淳平
14. 歩む者だけが流す涙 藤間仁

 2曲目のEwigkeitと10曲目の切歌の絶唱に関しては劇伴というよりは歌と考えると、今回のシンフォギアAXZの劇伴は藤田淳平さんと藤間仁さんが担当されています。

シンフォギアGXでは淳平さん、藤間さん、Evan Callさんの3人で劇伴を担当されていましたが、昨年EvanさんがElements Gardenを脱退してしまいました。そのため、今回はEvanさんに代わって若手の起用もあるかといった所でしたが、やはりシンフォギアという作品の重みを背負うのはまだエレガ創設メンバーのお二人、ということですかね!

 

余談ですが、Evanさんは2018年1月クールのアニメ2本の劇伴を担当される様子(『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、『ハクメイとミコチ』)。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では茅原実里さんの歌うエンディングテーマの作編曲をエレガの菊田さんが担当されることになっており、Evanさんとエレガの共演になりますね。

 

さて、サウンドトラックに話を戻すと、私のお気に入りは2曲目の『 Ewigkeit(死灯 -エイヴィヒカイト-)』と11曲目の『至らぬからこそ、手を伸ばす』の2曲。

 

 『 Ewigkeit(死灯 -エイヴィヒカイト-)』はいくつもの名言を生み出した第1話でパヴァリア組が歌っていたもの。第12話で歌われた『死灯 -エイヴィヒカイト-』のドイツ語ver.になります。尺は本編で使用されたのと同じ冒頭の1フレーズ。

ちなみに、ドイツ語訳はなんと今ノリにノッてるエレガの若手、藤永龍太郎さん!

 

やはりハモりは男声が入ると厚みが加わってとてもきれいですね。蒼井翔太さんはカリオストロのキャラを演じるときも通常の女声、死(ぬふり)の間際の叫びのような男声をうまく使い分けてカリオストロというキャラクターの魅力を高められていましたが、歌においてもその特性がいかんなく発揮されています。はやく12話で使われたフルver.のエイヴィヒカイトを聴きたい!

 

至らぬからこそ、手を伸ばす』は、最終13話のAパート冒頭でサンジェルマンの死を悔やむ響がアダムと対峙するときのシーンで使われた曲。

サントラを聴いてから改めて13話の該当シーンを見て、響を演じる悠木碧さんの『だとしてもっ!!…』の演技は本当にすごいなと思いました。悲しみ、悔しさ、手を取り合うことの大切さを伝える熱い想い、響の感情すべてが内包された『だとしても』の一言。かつて悠木さんは本人にキャラが降臨するということでシャーマンに例えられたことがありますが(笑)、このシーンにも間違いなく響が降臨していたと思います。

その一言が淳平さんの曲と相まって、このシーンはシンフォギアAXZの中で特に大好きな場面の一つです。(改めて見て、うるっと来てしまいました)

 

戦姫絶唱シンフォギアXD』先行ミッション封入

今回も、アプリ『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』でガチャを回すための歌唱石×50個と☆5のオリジナルカードを入手するためのミッションの内容が書かれたものが封入されています。

 

 

さいごに

さて、今回の第3巻でシンフォギアAXZも折り返し。第4巻以降は特典にユニゾン曲が入ってきます。楽しみ!

早く月末にならないかなぁ(´-`)