【現地視察レポート】『武蔵野の森総合スポーツプラザ』
先日正式に会場も含めた概要が発表された『シンフォギアライブ2018』。場所は正式に発表される前は『都内某所』としか明かされておらず、『武道館なのか、代々木第一体育館なのか、はたまた味の素スタジアムや東京ドームなのかっ!』と憶測が飛び交っていましたが、結果は予想もしなかった『武蔵野の森総合スポーツプラザ』でした。
その名前を聞いた時の率直な感想は『どこだそれ?』でしたが、よくよく調べてみると個人的にとてもなじみ深かった調布市にある味の素スタジアムのすぐ隣。ということで、自宅からそこまで遠くないこともあり現地を視察しつつ現状の『武蔵野の森総合スポーツプラザ』についての情報をまとめます。
(11月27日追記)
11月25日、武蔵野の森総合スポーツプラザが開業を迎えました。
開業日のオープニングイベントにも参加して座席表などもまとめましたので、あわせてご覧ください。
武蔵野の森総合スポーツプラザとは?
武蔵野の森総合スポーツプラザは、調布市に現在建設中の総合スポーツ施設です。正確な住所は東京都調布市西町290-11で、味の素スタジアム(東京スタジアム)に隣接した場所にあります。最寄駅は京王線飛田給駅で、駅から徒歩5分。
2017年11月の開業を予定しており、2020年に開催される東京オリンピックでは近代五種、バトミントンの会場に指定されています。
実は現在建設中のこの武蔵野の森総合スポーツプラザ、今回の建設に至る経緯をよくよく調べてみると、そのもととなったのはなんと平成7年に策定された『武蔵野の森総合スポーツ施設建設基本計画』だそうで、22年前には動き出していた計画なんです。
しかしその後、平成9年に『東京都財政健全化計画』によって計画そのものが凍結。その後計画凍結の状態が続いていたが、平成25年に開催された東京国体のために再度構想が練り直され、平成22年に『武蔵野の森総合スポーツ施設基本計画』が新たに策定、晴れて工事着工に至ったわけですね。
設計を手掛けたのは、虎ノ門ヒルズや国立新美術館を手掛けた『日本設計』で、隣接する味の素スタジアムもこの日本設計が手掛けています。また、施設の指定管理者も東京スタジアムグループが受注しており、既設の味の素スタジアム、新設される武蔵野の森総合スポーツプラザと、この辺りが一体となった『ひとつの総合スポーツ施設』として生まれ変わるんですね。
会場のキャパシティは?
今回新設された武蔵野の森総合スポーツプラザの施設は『メインアリーナ棟』と『サブアリーナ・プール棟』のふたつ。抜粋した施設概要は以下の通りとなっています↓
メインアリーナ棟 | サブアリーナ・プール棟 | |
---|---|---|
敷地面積 | 約18,600㎡ | 約14,900㎡ |
最高高さ | 30.7m | 27.6m |
階数 | 地上4階 地下1階 |
棟屋1階 地上3階 地下1階 |
観客席 | 固定席6662席 ※仮設席設置等により最大11000人 |
サブアリーナ:固定席374席 |
現状はシンフォギアの公式ホームページでも会場は『武蔵野の森総合スポーツプラザ』としか書かれておらず、その中のどの施設かは記載されておりませんが、席数からして間違いなくメインアリーナでしょう。
となると、現状公開されている情報からすると最大で11,000席。日本武道館で行われたシンフォギアライブ2016が公式発表で2日間で約18,000人の動員ということだったので、単純計算で1日の動員が約9,000人となります。
そう考えると、会場規模としては妥当なステップアップかもしれませんが、前回BD付属の先行抽選で2日目落選した身としてはあまり安心できるキャパシティではないかもしれません・・・悪夢再び、とはならないことを祈ります。
現在の現地の様子は?
武蔵野の森総合スポーツプラザは2017年11月の開業を予定しており、もう既に施設自体は出来上がり細かい整備を行っている状況と思われます。
ということで、本日のシンフォギアAXZ最終回に向けてフォニックゲインを高めるために、準備運動がてら現地に行ってきました!
こちらは、最寄駅の京王線飛田給駅。特急と各駅をうまく乗り継げば新宿からの所要時間は約20~25分。普段は各駅しか停まりませんが、味の素スタジアムなどで大きなイベントがある際は特急などが臨時停車する場合があります。
本日は味の素スタジアムでFC東京のホームゲームが開かれていたということもあり、多くの方が降車していました。
駅の案内板にはまだ武蔵野の森総合スポーツプラザは記載されておらず。
駅から会場までの1本道。いたるところがFC東京の青赤カラーで埋め尽くされています。ここから徒歩5分程で会場付近に到着します。
右側に見えるのが味の素スタジアム。そして、左側に見えるのが武蔵野の森総合スポーツプラザのメインアリーナ棟です!!
それでは、各アングルからメインアリーナ棟を見てみましょう。
図面は『7_武蔵野の森総合スポーツ施設の計画の目的及び内容』より引用。
まずは正面が見れる①のアングルから。まだ入り口を伺うことは出来ません。
斜めから見れる②のアングル。正面てっぺんのとんがり、アリーナ全体の形状が確認できます。
同じく②から。現在は封鎖されていますが、開業したら味の素スタジアムのコンコースから直結します。
③真横からのアングル。ちょっと虫っぽい気がしなくもない。
続いて、正面真下の④のアングル。近づくと結構迫力あってカッコいい!
北東側⑤のアングル。緑に囲まれて落ち着いた雰囲気です。また、アリーナの屋根には屋上緑化のように植物が配置されており、環境との調和も意識したようなデザインになっています。
反対側⑥の北西の角からのアングル。丸みを帯びつつも、所々角ばってるんですね。
以上になります。
半年後にはここが日本で・・・いや、世界で一番熱い場所になるんですね。今から楽しみです!!
さいごに
さて、本日は戦姫絶唱シンフォギアAXZ最終話『涙を重ねる度、証明される現実は』が放映されます。一旦ここで区切りを迎えますが、これは終わりではなくて3月3,4日に向けてフォニックゲインを高めていくための始まりの1日になります。
今夜は適合者みんなで絶唱して最高の日にしましょう!